JAグループ福島と国立大学法人福島大学農学群食農学類は23日、包括連携協定を結びました。農畜産業及び関連産業の振興に貢献する活動において、地域資源を活かした産業振興、地域活性化に資する人材育成、地域づくりなど、相互に協力し取り組んでいきます。
同協定では、①農畜産業及び関連産業の振興に関すること ②東日本大震災・東京電力原発事故からの農業等の復興再生に関すること ③農業に関する環境保全及び地域の活性化に関すること ④食農学類の教育及び研究へのJAグループ福島の支援に関すること ⑤地域教育並びに生涯学習に関すること を基本事項に掲げました。
福島市のJAビルで行われた締結式には、福島大学、JAグループ福島(ふくしま未来、福島さくら、夢みなみ、東西しらかわ、会津よつば、福島中央会、福島厚生連、全農福島、共済連福島、農林中金福島支店)関係者など約40人が出席しました。
福島大学食農学類 生源寺眞一学類長、JA福島五連・JAふくしま未来組合長 菅野孝志会長、JA福島さくら 菅野啓二組合長、JA夢みなみ 橋本正和組合長、JA東西しらかわ 薄葉功組合長、JA会津よつば 長谷川正市組合長 6人がそれぞれ協定書に署名しました。
生源寺学類長は「地域からの要請で生まれた学類ということを念頭に置き、実践性・貢献性を高め復興に取り組みたい」と話し、菅野会長は「若い学生・職員を育て、経営者・指導者・技術者となり、福島の産業を興すため連携をさらに強めていきたい」と意気込みを話しました。