当JAモモ生産部会桑折支部は21日、桑折町のモモの園地で平果消費宣伝を行いました。県オリジナル新品種「ふくあかり」の収穫体験などを通じて新品種をPR。市場関係者は、ふくあかりの食味・大きさに満足しました。
いわき市の㈱平果のお得意様やその子供たちを対象に、同町のモモのPRや新品種「ふくあかり」の推進、消費者と産地の繋がりによる販売力強化を目的に5年前から毎年実施しています。参加者の中には、5年連続で参加するなど人気企画になっています。
今年度の平果消費宣伝は、桑折町をPRしようと、伊達郡旧役所やLegareKoori(レガーレこおり)も紹介しました。レガーレこおりでは、地元産の旬の食材を使った本格ピザを味わいました。
その後、桑折果樹研究会(若手農家中心の組織)管理のモモの園地で新品種「ふくあかり」の収穫や試食体験をしました。JA桑折営農センターの菅野亮一指導員は「収穫体験を通じて子どもたちの食農教育やふくあかりの有利販売に繋げたい」と話します。
ふくあかりは1999年交配し育種。着色・肥大良く、食味も良好。特に棚もちが良いのがポイント。モモ部会桑折支部では、7年前より導入を勧めています。