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消費者ニーズ把握で産地づくり目指す ここら吾妻店アンケート調査

2019.07.15

 福島大学食農学類は15日、当JAの農産物直売所ここら吾妻店にて「福島市産モモおよび福島県産ナシの購入・消費に関するアンケート調査」を実施しました。同アンケート調査は、福島市・県産の農産物の購入・消費の実態や、消費者のニーズを把握することで、今後の産地づくりに活かすことを目的としています。

 食農学類の学生13人は、直売所へ訪れた消費者全員を対象とし、アンケート調査を行いました。アンケートの内容は、モモ・ナシの購入場所、購入に際して重視する点、購入・消費の産地、震災後の安全性に関する不安についてなどの、全25項目。学生らは、来店者約200人に聞き取りをしました。

 学生の一人 佐藤奏子さんは、自宅から近い直売所ということで興味を持ってこの調査に参加しました。「県外から購入しに来ている方が多いことに驚いた。福島産に関して、味がよいという回答が多かったのは地元として嬉しかった」とアンケートの結果を受けての感想を話しました。

 同学類では今後、アンケートを基に統計をとり、化学的根拠を立証し、新品種の開発や、効率的なPRなどへ取り組みます。

 

   

  

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