当ＪＡ福島地区は５日、モモとリンゴの園地巡回指導目揃い会を、余目地域の園地で実施しました。専門部会員や、県、ＪＡの担当者など約３０人が参加。同会は、生育状況について第三者の目で確認し規格統一を図り、高品質の果実生産を行うため園地の状態の把握や、生産者間の情報交換を目的に同地区で毎年行っています。

　県北農林事務所農業振興普及部の赤井広子普及員から、今年の気象状況を踏まえた果実の生育状況の説明の後、ＪＡの営農指導係より、巡回の中での指導のポイントについて伝達しました。モモは「あかつき」、リンゴは「ふじ」を中心に指導。ＪＡの営農指導係は、病害虫への注意や、丁寧な摘果作業について指導するよう呼びかけました。

　同会後、専門部会員やＪＡの営農指導係などで構成した指導班が、モモ７３件、リンゴ６５件を巡回しました。

巡回後、報告会を行い結果を集約し、余目地区の生産者へ報告します。現在どのような病害虫関係が多いかや、今後の栽培管理の参考の目安にしてもらい、品質の良い果実生産を皆で目指していきます。