JA全農福島は、ふくしまの主力品目「モモ」の本格的な出荷期を迎え5日、福島市公設卸売市場でPR活動を行いました。この日今シーズン初入荷となった「はつひめ」の競売も行われ、高値で取引されました。
同市場内の福島中央青果卸売㈱のセリ台前では、2019年度のミスピーチキャンペーンクルー10人が、早生品種のモモ「はつひめ」の試食を振る舞い、仲買人らに美味しさをアピールしました。
産地代表でセリ台に立った菅野孝志会長は「今年のモモは大きさも甘さも量も十分。震災から8年が経過。風評なくなった年といえるよう取り組んでいく」とあいさつ。その後、福島中央青果の眞柴三次代表取締役社長により「はつひめ」特秀5㌔16玉詰2箱の競売が行われ、1箱12万円の同市場最高値で取引されました。
今年は十分な雨量で、モモの生育は肥大良好で順調。代表品種「あかつき」は、8月2日頃がピークになる見込みです。2019年産モモのJAふくしま未来の出荷計画は1万3千㌧で、前年比118%を目指します。