当JA福島地区は2日、ふくしまの主力農産物であるモモの早生品種「はつひめ」と「日川白鳳」の規格統一会と収穫指導会を開きました。本日から共選取扱いが始まり、今後1週間以内にピークを迎える見込みです。
今年は、平年に比べ雨が多く、順調な生育状況で大玉傾向にあります。ももの代表品種である「あかつき」についても平年より大きくなっています。
福島市飯坂町の湯野共選場で実施した規格統一会には、もも専門部会の部員らが出席し、今年度の販売情勢や気象経過を踏まえて規格を協議しました。収穫指導会は管内4か所で開催し、100人以上の生産者が出席しました。菱沼喜雄もも専門部会長は「いよいよ出荷開始となる。品質・味には十分気を遣って品物をしっかり確認し収穫しよう」と呼びかけました。JAの担当者は規格統一会で決定した事項などを伝達し、「雨が多いため菌の発生に注意しよう。防除間隔を守り、減収させないようにしよう」話しました。
閉会後、参加者は実物を見て、大きさや色味、傷害果の規格などを確認し、出荷始まりに向けて意識統一を図りました。