福島県特産の桃のシーズンを迎え、当ＪＡ管内の伊達地区では、生産農家で極早生種の桃「はつひめ」「はなよめ」などの収穫が盛んに行われています。

　伊達郡桑折町の果樹農家・八巻貞吉さん（６９）方で１日、昨年より４日遅く「はなよめ」の収穫が始まりました。八巻さんの圃場では、早朝から収穫作業が行われ、赤く色づいた桃を一つひとつ丁寧にもぎ取りコンテナに並べていました。桃の圃場が広がる県北地方のこの時期ならではの風景が見られます。

　初収穫を終えた八巻さんは「今年は適度な雨もあり天候に恵まれたことで、玉張り・着色ともに良好な仕上がりになった。さらに今後収穫を迎える品種の仕上がりにも期待している」と話していました。

　収穫された桃は、同ＪＡを通じ、主に県内や東北、京浜地区に向けて出荷されます。