当JA安達地区本部は1日、共撰小菊の新規栽培予定者を対象に、現地指導会を福島県二本松市の大槻重征さん方の圃場で開きました。
今年4月に、小菊栽培に興味がある方や花卉を農業経営の基盤にしたい方、作物転換を検討している方を対象に「共選小菊栽培者の募集説明会」を開催し約20名が参加。うち7名が同指導会に参加しました。
同指導会では、小菊の栽培方法や生産指導体制、経費、収益性、苗の取扱など説明。JA担当者は、参加者の個別相談にも丁寧に応じていました。
昨年度は、18人が新規募集説明会へ参加。13人の現地指導会の参加があり、うち2人が今年から小菊の新規栽培をはじめています。
安達地区指導販売課の羽田英史職員は「小菊の栽培は単年度から収入があり販売先も明確で安定した所得が期待できる。施設設備等の導入にはJA独自の助成制度もある。しっかりサポートし生産者を確保していきたい」と話します。JAでは、今後もサポートを続けながら、次年度の小菊栽培開始に向け指導していきます。