福島県と福島民友新聞社主催の豊かなむらづくり顕彰事業での団体表彰を受け、当JAの水稲専門部会「松川うまいっ米(うまいっこ)会」は14日、受賞祝賀会を開きました。同部会は、「自然にやさしい農業」の実践や技術の継承に取り組み、地域農業の振興に大きく貢献していることが高く評価され、農業生産部門において表彰されました。
松川うまいっ米会は、平成11年に、リピーターが集う良食味米の安定生産を目指すことを目的に、水稲農家16人で設立しました。14年度から米の特別栽培農産物の認証を受け、環境に配慮した栽培方法を実践してきました。30年には、会員43人となり、さらに環境保全型農業直接支払として28年度から冬期灌水にも取り組んでいます。
同祝賀会には、県議会議員や福島市農業委員、JAの役職員など約50人が参加し、同部会より受賞の報告を受けました。同部会の加藤安一会長は、受賞の喜びを語り、「今後も地域農業振興のため、次世代へつないでいく努力を会員全員でしていきたい」と意気込みました。