当JAと湯野・東湯野地区防犯協会は12日、サクランボのくだもの盗難防止広報パトロールを始めました。最盛期を迎えるサクランボの園地を巡回しながら、不審者や不審車両などがないかを確認しました。パトロールは定期的に実施します。
同パトロールは、20年ほど前に東湯野地区でブドウの盗難被害が頻繁に発生したことをきっかけに始まりました。パトロールを始めて年々被害は減少しています。
同日、飯坂東支店で開いたパトロール出動式には、防犯協会の会員や福島北警察署員、JA役職員ら約60人が出席。東湯野地区防犯協会の佐藤長司会長が「警察の指導の基、防犯協会や農振会、JAと協力しながら防犯に当たっていこう」と呼び掛けました。JAの永澤信弘福島地区役員代表は「生産者の所得を上げるためにも1粒たりとも盗難に合わせない」とあいさつしました。
出動式後は、湯野コースと東湯野コースの二手に分かれ、警察の指導を受けながら巡回。宣伝用車両で地域住民にも防犯対策を呼び掛けました。今後、モモやブドウ、リンゴの時期にもパトロールを行う予定だ。