当ＪＡ北信支店管内で、福島北地区防犯指導隊や福島北警察署、生産者などによるくだもの盗難防止広報パトロールが１１日から始まりました。福島市の果物のスタートであるサクランボの最盛期を前に、サクランボの畑をパトロールカーで巡回しました。同パトロールは北福島地域で昨年より始めた取り組みで、今年度で２年目となります。以前、同地域でくだものの盗難被害にあったことを受け、盗難を未然に防ごうと始めました。パトロールを行ってから盗難の被害はなくなりました。今後、モモ、ブドウ、リンゴでも同様のパトロールを行います。

　初日の出動式には約４０人が出席し、ＪＡの永澤信弘役員代表が「一粒たりとも盗難させないよう啓蒙し、地域で一致団結して盗難防止をしよう」と呼びかけました。出動式後には福島北警察署の竹田正人署長らがパトロール隊と一緒にサクランボの園地を巡回。パトロールカーでは、不審者や不審車輌を見かけたらすぐ通報するよう地域住民に呼びかけました。同地区では今後、定期的にパトロールを行います。

　今回の出動式・パトロールの様子は、６月１２日午前１１時４２分ＫＦＢ福島で放映予定です。