当JAは7日、令和元年度のオウトウ(佐藤錦)の規格統一会を福島市飯坂町の小川集出荷場で開きました。オウトウ専門部会役員らが出席し、生育状況や市場情勢、出荷規格などについて検討。その後、福島地区管内4か所で収穫指導会を開催し、生産者に情報や規格を伝達し、高品質のオウトウ出荷を確認し合いました。
今年は、4月に気温の寒暖差が激しく昨年より開花が遅れましたが、5月は気温が高く、生育は平年より1日早い状況となっています。
オウトウの主力品種である「佐藤錦」の現在の結実状況はおおむね良好ですが、気温の影響で園地ごとにバラつきが大きい状況です。JAの担当者は、バラつきが見られる状況を勘案し、「色がついたところから、早め早めに収穫し、販売需要期に合わせて出荷し、高単価につなげよう」と呼びかけました。
福島市飯坂町で行った指導会には生産者約80人が出席しました。担当者が生育状況を説明した後、市場関係者より主産県情勢や販売情勢について説明。その後、生産者らは実物を見ながら、色合いや形について確認しました。