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地域農業のリーダー育成 農業塾開講

2019.05.31

 当JA伊達地区本部は「令和元年度 農業塾」を31日に開講しました。同塾は、平成19年度より新規就農者向けに開講している農業者支援事業で、伊達地区の基幹品目「モモ」「キュウリ」の2コースを開講。今年度で13年目となり、これまで延べ280名の受講生を迎えています。同塾は栽培の基礎知識の習得により、地域農業のリーダーを育成することを目的としています。

 受講生やJA役職員など30人が出席した開講式では、県北農林事務所伊達農業普及所より、矢島清行主査(キュウリ)、田中豪技師(モモ)を講師に招き、両コース合同のオリエンテーションの後、各コースに分かれて講習を行いました。

 舟山悦雄同地区本部長は「農業は農作物を作り販売し、所得をあげるだけの商売ではなく、我々が生きていくための食料を生産する、生命の産業と考える。入講された皆様には誇りを持って農業経営にあたってほしい」と挨拶を述べました。

 今後、各コースそれぞれ年6回の講座を開催し、栽培の基礎や品目の特性について学ぶほか、実際に圃場にて摘果や剪定、整枝などの作業を実践します。さらには、先輩農業者による講話の機会を設け、就農のアドバイスや体験談を通し情報共有を図ることで、地域農業のさらなる活性化につながることを期待します。

 

 

  

 

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