当JAの親子農業体験イベント「みらいろアグリ塾」が26日に始まりました。今年度は親子19組62人が参加し、福島市内の水田で田植えを行い、バーベキュー大会で交流を深めました。
同イベントは、2016年から管内の農業生産への理解醸成や農畜産物の消費拡大、風評払拭を目的に始まりました。これまでは、野菜づくりや収穫体験を年3回の講座で実施してきましたが、今年度は「究極の和食を作る一年」をテーマに、初めて米作りに挑戦。講座回数も4回に増やしました。また、今年4月に開学した福島大学食農学類の教授や学生もスタッフとして参加者のサポートやミニ授業を実施し、例年よりパワーアップした「みらいろアグリ塾」で食や農への関心を高めます。
第1回講座では、福島市内の水田10㌃に「天のつぶ」を植えました。菅野孝志組合長が「清流日本一の荒川の水で作るお米はおいしい。農作業を体験してもらい、収穫の秋も楽しんでもらいたい」とあいさつ。参加者は、福島市の難波憲吾さんの指導の基、一つ一つ丁寧に植えました。学生らは一緒に田植え作業や苗の供給など参加者をサポートしました。作業後には、荒川桜づつみ公園に移動して、福島牛や管内産の野菜でバーベキューを楽しみました。
参加者は「田植えは疲れたけど楽しかった。収穫が楽しみ」「福島のおいしい肉や野菜を親子で食べれて良かった」と話していました。
次回は8月4日に、JA松川支店と福島大学で、中村恵子教授と平修准教授を講師に招き「みそ汁の科学」について学ぶ予定です。