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一足先に ハウス栽培「モモ」収穫 

2019.05.24

 伊達市梁川町の加藤和雄さん(70)は、19日からハウス栽培のモモ「はつひめ」の収穫が始まりました。今年は暖冬の影響を心配しましたが、生育状況は順調で、赤く色づいた果実を1つ1つ丁寧に収穫していました。

 加藤さんは、17aのハウスで「はつひめ」、「あかつき」などのモモを栽培しています。昨年、JA独自の助成「農業振興支援事業」を活用し、二酸化炭素の発生装置を導入しました。今年から本格的に同装置を稼働し、光合成を活発にさせることでモモの生育状況に効果が表れました。同装置の導入とJAの営農指導のおかげで「色づきが良く、高品質のモモができた」と笑顔で話してくれました。

 ハウス物は、露地物と比べ1カ月程度早く出荷できるため需要も高い。

 梁川営農センターの岡崎貴久営農指導員は、「露地物のモモ出荷時期より早く出荷することで『ふくしまの桃』をPRし、7月下旬に収穫を迎える主力品種『あかつき』の有利販売につなげたい」と話しました。

 

   

 

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