当JAきゅうり生産部会連絡協議会は23日、きゅうりのJGAP団体認証取得後初となる出荷を記念し、きゅうりJGAP品出荷出発式を開きました。今年度JAでは、JGAP認証品出荷1000tを目標に掲げます。
GAPは第三者による認証により、消費者が直接確認できない生産工程の安全・安心を確認でき、また、適切な生産管理による生産者の労働安全の確保、さらには環境保全などが期待されます。JAでは認証取得に向けた体制づくりのため、現在159名がJGAP指導員資格を取得、また新規取組者向けの説明会の開催など、2017年より取り組みを強化し、18年度には団体認証を取得しています。現在は桃、梨、果樹、きゅうり、蔬菜、水稲の6団体のGAP部会が立ち上がり、104名が認証を受け、県内トップの認証数となっています。
伊達地区東部広域共選場で行った出発式には行政や市場関係、JA役職員など約70人が出席しました。
伊藤昌廣専務は「全世界に安心・安全を届けるのがGAP品。生産現場を大事にしたJAの経営・出荷でGAP品のさらなる生産拡大につなげたい」とあいさつ。きゅうり連絡協議会橘一郎会長は「JGAP認証取得きゅうりの、日本一の産地を目指して一丸となって取り組もう」と呼びかけました。