安達地区本部は19日、ちびっこ農業大学を開校しました。農業体験や地域交流を通じ「食」を育む農業の大切さを学び、農業やJAをもっと身近に感じてもらおうと、同地区の小学生を対象に毎年開しています。今年は、田植えや稲刈りなど年4回開催します。
開校式では、菅野孝志組合長が「様々な農業体験を通じ、食と農の大切さを学んでほしい。今日は、泥んこになりながら田植えを楽しんでください」とあいさつしました。
その後、参加した小学生56人が大玉村の水田で田植え作業を体験しました。JA女性部のメンバー11人とともにJA職員が指導にあたりました。苗の植え方を教わると参加者は素足で水田に入り、「こがねもち」の苗を丁寧に植えていました。慣れない作業で苦戦しながらも参加者は「はじめての体験で泥だらけになったけど楽しかった」と大喜びでした。
今回植えた「こがねもち」は、9月に稲刈りし、12月の収穫祭で餅つきをしてみんなで味わう予定です。