JAと二本松市、本宮市、大玉村で構成するあだち地域農業振興協議会は9日、安達地区本部で総会を開催し、きゅうり共同共選場の設置に向けた調査検討を本年度計画に盛り込みました。
JAの菅野徳一郎地区担当常務や三保恵一二本松市長、高松義行本宮市長、押山利一大玉村長ら関係者約30人が出席しました。
協議会長を務める菅野徳一郎地区担当常務は、「東日本大震災後、生産者の地道な努力と関係機関の連携により安心・安全対策を第一に取り組んできた。本年度も安心・安全な農畜産物を提供し、地域の農業振興・活性化を目指す」とあいさつしました。
議事では、きゅうり共同選果場設置に向けた調査検討を含む2019年度活動計画などすべて可決承認されました。
昨年、安達地区のきゅうり販売高は11億4千万円。共同選果場導入により、人手不足による農地縮小の防止や箱詰作業の労働力軽減につながります。さらには、新規栽培者の増加など産地拡大に期待が膨らみます。