当ＪＡみらいろ女子会の中で発足した「チーズづくりプロジェクト」の活動が約１年ぶりに再開しました。昨年４月末のチーズ試作会を最後に活動は休止していましたが、今月７日に、メンバー念願の視察研修を栃木県で実施。今後の活動に向けて意欲を高めました。

　同プロジェクトは、女子会に登録する酪農家の呼びかけで２０１７年７月から始動。チーズ作りを楽しんだり味わったりする活動を通して、牛乳の消費拡大につなげることを目指しています。

　活動の度にメンバーは入れ替わるものの、延べ３０人ほどの女子会員が関心を持ち、ＪＡ管内での試作会や試食会などの活動に参加してきました。しかし、昨年４月の活動以降、同プロジェクトのリーダーらが、活動内容や今後の方向性に悩み、活動は休止していました。

　今年に入り、メンバーによるＳＮＳ投稿が再燃してきたことから、ＪＡ事務局が、以前流れてしまった視察研修の企画を提案。あっという間に話がまとまり、今回の実施に結び付きました。

７日に実施した視察研修には、プロジェクトメンバーなど１０人が参加。那須高原の「今牧場」を訪問し、同牧場チーズ工房の髙橋雄幸代表に説明を受けながら、牧場見学とモッツァレラチーズづくりを行いました。また、牧場近くのレストラン「クエリ」では、同牧場のチーズを使ったこの日だけの特別コースメニューを味わいました。

　参加者は「次回の活動に向けていろいろと考えさせられた。やる気が湧いてきた」「思い切って参加してよかった。またこういう機会を持ちたい」と話し、再始動にふさわしい活動となりました。