当ＪＡは、管内の小学５年生を対象に食農教育に関する教材本を贈呈しました。そうま地区では１６日飯館村、１７日相馬市・南相馬市・新地町、福島地区では２３日福島市・川俣町のそれぞれの教育委員会において、また伊達地区では２４日同市立梁川小学校において贈呈式を行いました。安達地区では５月に贈呈します。贈呈式ではＪＡバンク補助教材「農業とわたしたちのくらし」とＤＶＤを贈りました。ＪＡ管内の小学校・特別支援学校１３１校へ、計５２７０冊の教材本が配布されます。

　この事業は「ＪＡバンクの食農教育応援事業」の一環。２００８年度より全国の子どもたちに向けて、食・環境と農業への理解を深めることを目的に展開しています。１９年度は新学習指導要領に対応し、教材本の全面改訂、ＤＶＤの部分改訂を実施していて、社会科のみならず、家庭科や総合的な学習の時間でも活用できます。

　２３日に行われた福島市教育委員会での贈呈式では、同地区の永澤信弘地区担当常務が福島市教育委員会の本間稔教育長へ教材本を手渡しました。永澤常務は「新設された福島大学食農学類とも協力し、学生と小学生が共に学べる機会をつくり、次世代の食と農への理解を深め福島県の農業をさらに盛り上げよう」と話しました。