当JA福島地区は「2019年度アグリカレッジ花道コース」を25日に開講しました。同コースは、組合員向けに11年より開講している農業者支援事業で、日本の伝統文化である生け花を学ぶコース。㈱福島花き 阿部ひろみ取締役を講師に迎え、今年度は7回開催します。毎回、季節や伝統行事にまつわる講義・実習を行います。
開講式では、受講生やJA職員など25人が出席。JAの担当者より年間スケジュールについて説明したあと、阿部取締役が「色の持つ効果について」と題し、講義・実習を行いました。阿部取締役は「『色』は見る人、身につける人、全ての人の『心理面』に深く影響を及ぼす。それぞれの色の効果を意識しながら、花も人も思いやり、心を込めて生けよう」と話しました。実習では、JA管内で生産されたオレンジの大輪ダリアを主役に、作品を仕上げました。受講生は「花材は同じなのに、できあがったものはみなそれぞれ違って、個性があって良い。穏やかな気持ちになった」と話しました。