伊達郡国見町の「くにみ農業ビジネス訓練所」が５日、同町で新規就農を目指す長期研修生２人を受け入れました。当ＪＡは、農薬の供給や野菜の販売などを支援していきます。

　これまで、体験研修や短期研修を開催していましたが、長期研修の受け入れは今回が初めて。同町で野菜の少量多品目栽培と養液トマト栽培による「稼げる農業者」の育成を目的に、１年間で延べ１，２００時間以上の実践研修を受講します。露地ほ場とパイプハウスでトウモロコシやエダマメ、トマトなど約１６品目の野菜を栽培する予定です。

　入講式では、同町の太田久雄町長やＪＡ役職員ら９人が主席。太田町長が同研修生に受講許可書を手渡し、ＪＡの舟山悦雄伊達地区本部長が「誇りをもって農業経営にあたり、地域農業のリーダーとなってほしい」とエールを送りました。