当ＪＡ福島地区の吾妻育苗センターと松川育苗センターが５日から稼働開始しました。今年は、苗１０万２０００枚を生産者に供給する計画で、４月２６日まで播種作業が続きます。

　吾妻育苗センターの開所式には、ＪＡ役職員や作業員など約３０人が参加。永澤信弘地区担当常務が「米は苗が第一。震災後９年目を迎えるため、元気になれるすばらしい苗を作って、農家の皆さんにおいしい米を収穫してもらおう」と呼びかけました。

　同式後、作業員の皆さんは主食用米「コシヒカリ」の播種作業に取り掛かりました。今後、同センターでは１日約４０００枚を目標に、コシヒカリ、ひとめぼれ、天のつぶ、ふくひびき、こがねもちの５品種の播種を行い、緑化苗や硬化苗を生産します。