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50年間のあゆみ振り返る

2019.02.21

 大笹生第二共同防除班は21日、50周年記念式典を穴原温泉吉川屋で開き、班員など23人が出席しました。式典では歴代の班長への感謝状贈呈や昭和44年の設立からの出来事の振り返りを行い、最後に記念撮影をして、節目を祝いました。
 同共同防除班は、昭和34年に発足した折戸共同防除組合を母体として設立されました。組合の時代を含めると、共同防除の取り組みは70年近く続いていて、福島市内で最も古い共同防除組織とされています。昭和51年のピーク時には班員が83人、防除面積が35haにまで増えました。その後、少しずつ人数や面積は減っていますが、ナシ、モモ、リンゴを中心とした果物の生産拡大や品質向上に取り組み、北福島地域の果樹の繁栄に貢献しています。
 式典では4代目から9代目までの歴代班長に感謝状が贈られ、代表者謝辞では8代目班長の油井一恵さんが「震災を経験した代。燃料確保や作業などの不安が多い中、みんながいたから乗り越えられた」と感謝を述べました。
 式典後は懇親会を行い、参加者同士で50年間のあゆみを懐かしみながら交流を深めました。

 

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