当JA女性部福島地区フレッシュミズ部会湯野支部は26日、福島市立西根中学校で「ニコ・ニコおむすび大作戦」を開催しました。平成29年10月以来、2回目の開催。フレッシュミズ部員が作り方を指導し、生徒たちが塩むすびとわかめおむすびを握りました。参加者全員で出来立てのおむすびを味わい、地元産のお米の美味しさを実感しました。
同大作戦は「家の光」平成29年9月号に掲載された活動。JA女性組織が協力し、おむすびを2個作り誰かに食べてもらうことで、米の消費拡大や仲間づくり、農業や地域の活性化につなげることが目的です。今年もフレッシュミズ部員がお米を食べることの大切さを中学生に伝えるために開催しました。
今回は同中学校の2年生32人が参加しました。生徒たちは三角や丸など様々な形のおむすびを握り、味噌に削り節などを混ぜて作る「みそ玉」作りも行いました。
体験後には、生徒全員でおむすびとみそ汁を試食。炊き立てごはんで作ったおむすびの美味しさに、顔をほころばせていました。
その他、フレッシュミズ部員が「家の光」に掲載された、中学生が「おにぎり」の思い出を綴った作文「幸せを呼ぶおにぎり」を読み聞かせ。また、JA職員が「おむすびから考える食と農」と題して、お米の消費拡大や日本の食料自給率、田んぼの耕作放棄地など、おむすびから見えてくる日本の食と農の問題について説明しました。さらに「お米クイズ」も行い、お米について知識を深めた時間となりました。
生徒は「自分で作ったおむすびの味は格別だった」「楽しく作って、美味しく食べれて、とても楽しい授業だった」と話しました。