当JAと福島市は17日、平成31年福島市農始祭を福島市のウェディング・エルティで開きました。福島市農業賞表彰式では次世代農業者部門と地域活性化部門を新設。また、農作業事故や安定した農産物の生産を目的に安全祈願祭を初めて実施しました。JA役職員や関係者ら約200人が出席しました。
第一部の市農業賞表彰式では、農業賞営農集団部門で農地中間管理事業を活用し約52ヘクタールの農地を集積した水保地区遊休農地対策協議会が受賞。今年新設された農業奨励賞次世代農業者部門では橘内義知さん、望さん夫妻、地域活性化部門では油井健治さん、妙子さん夫妻が初受賞しました。木幡浩市長が表彰状と記念品を授与し、受賞者はそれぞれ謝辞を述べました。
第二部では安全祈願祭を初めて実施しました。30年に農作業事故が多発したことや31年の安定した農産物の生産を祈願し、JAの菅野孝志組合長と木幡市長が玉串を捧げました。
第三部の新春交換会では、菅野組合長が「GAP取得日本一や花育事業など日本一の取り組みと確信し飛躍の農始祭にする」とあいさつ。情勢報告では福島市の経済情勢について説明がありました。JAは組合長ゴルフ大会で集まった募金を市、子ども教材「ちゃぐりん」を市と川俣町に寄付。豊作を願い菅野組合長や木幡市長ら関係者が餅つきをしました。福島大学の中井勝己学長の発声で乾杯し、交流を深めました。