(一社)福島県国際農友会は10日、今年度の海外派遣研修事業でアメリカ合衆国に向かう県内の若手生産者12人の壮行会を福島市の杉妻会館で開きました。研修生は21日に羽田空港を発ち、30日までの10日間で、大陸を横断しながら有機栽培農家や大型植木農家などを訪れる予定です。
研修生12人のうち、9人が当JA管内の若手生産者です。研修ではアメリカの大規模農家の実態や農業経営の合理化について現場を周りながら学ぶことを希望しています。
壮行会では、研修生全員が一言ずつ、出席者の前で目標を述べました。福島市松川町の五十嵐公貴さんは「学んできたことを地元の農業経営に活かし、農業発展に貢献できれば」と話しました。