当ＪＡは６日、農林中央金庫から飯舘村において農地除染後の営農再開環境整備対策にかかる農地整備専用資機材購入代に対する費用助成を受けました。同日、飯舘総合支店飯樋野菜集荷場で開いた贈呈式にはか関係者ら３０人が出席。平成２９年３月に避難指示が解除された同村で早期の営農再開を目指します。

　ＪＡが取得した農地整備専用資機材リバーシブルプラウ、バーチカルハロー、レーザーレベラーの計５台、総額１４００万円のうち１１００万円を農林中央金庫が助成しました。農林中央金庫福島支店の望月大輔支店長が「一人でも多くの生産者に営農再開をしてもらい、地域の復旧・復興につなげたい。これからも支援していく」とあいさつ。助成を受け取った菅野孝志組合長は「村の更なる発展のために精いっぱい努力し、オペレーター連絡協議会の皆さんと一緒に取り組んでいく」と話しました。今回取得した資機材は同連絡協議会を通じてＪＡ管内の生産者に無償で貸し出します。

　贈呈式後には飯舘村オペレーション連絡協議会による、同資機材を使用した農地整備の実演が行われました。