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彼岸花見ごろ

2018.09.20

 当JA管内の福島市荒井の水田で、彼岸花が見ごろを迎えました。同地域に住む加藤博さんが作り上げた景勝地には19日、約20人の写真家が訪れ、稲穂の金色と彼岸花の赤色が重なる風景を写真に収めていました。
 加藤さんの実家の水田の土手には昔から、秋になると彼岸花が点々と花を咲かせていました。25年ほど前、基盤整備で土手が削られることになり、加藤さんは彼岸花を残そうと、球根を掘り起し自宅で管理を始めました。 
 写真撮影が趣味だった加藤さんは翌年から、整備後の実家の水田の土手に彼岸花を密植することで、荒井地区に景勝地を作ろうとひらめき、自宅で増やした球根を、毎年少しずつ定植し続けました。
 加藤さんのねらい通り、手作りの景勝地には秋になると多くの写真家が訪れるように。昨年は、この場所で撮影した写真が「しのぶの里フォトコンテスト」のグランプリにも選ばれました。
 加藤さんは「撮影スポットになるだろうと思って、定植を続けてきた。今後も管理を続けたい」と話しました。
 彼岸花の見ごろは、今週末の3連休頃にピークを迎える見込みです。

 

 


 

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