当ＪＡ福島地区の余目地域で４日、ブドウの盗難防止広報パトロールを実施しました。同地域では近年、ブドウの盗難被害が立て続けに発生したことから、今年パトロールを初めて実施しました。収穫の最盛期を迎える今月中に複数回パトロールを行い、盗難被害の撲滅を目指します。
　４日の出動式には、地元生産者や警察官、防犯指導隊員、ＪＡ職員など４０人が出席しました。ＪＡの野崎宗一理事は「生育も順調で、良いブドウが出来ている。盗難被害を食い止める抑止力として、パトロールを多くのメディアにも取り上げて欲しい」と取材陣にも呼び掛けました。また、福島北警察署の金澤幸生署長は「パトロールのおかげで、北警察署管内ではサクランボ・モモと被害が無かった。この流れをブドウにもつなげたい」と話しました。
　出動式後にはパトロールカーなどで園地を巡回し、不審者や不審車両を見かけたらすぐに通報するよう地域住民にも呼びかけました。