滋賀県内の4JA(JA東能登川・JA滋賀蒲生町・JA湖東・JA今津町)から「JAふくしま未来そうま地区本部の復興を支援したい」と支援金60万円が当JAそうま地区本部に寄贈されました。同地区本部はその想い汲んで「復興(福幸)うちわ」を作成。11日の組合員宅一斉訪問デーで届けます。
この取り組みは、東日本大震災以降、滋賀県が福島県相馬地方を「重点支援地域」として、平成24年度に滋賀県のJA東能登川から合併前の旧JAそうまに納涼風鈴400個が届いたのがはじまり。当時の組合長は「被災地やそこに暮らす人々のことを考え、行動し、結果を出す。そうまへの支援は、協同組合としての教育活動・人づくりの一環でもある」と支援を続けています。そうまを「森が森に、川が川に、田が田に戻るまで応援する」との呼び掛けに、他JAにも賛同の輪が広がり、今でも合同で様々な募金活動に取り組み、同地区本部に毎年寄贈しています。
同地区本部は、支援金を花のタネの配布や支部で活用できる回覧用バッグ、回覧板の作成・提供など様々な形で組合員に還元しています。今年度は、暑い夏を少しでも涼んでもらおうと、3種類のオリジナルうちわを3万本作成しました。
支援金を受け取った星保武そうま地区担当常務は「滋賀県JAの温かいお心遣いを組合員に届け、末永く語り継ぐとともに、復興を更に進めたい」と感謝と決意を話します。