福島市の湯野地区と東湯野地区の防犯協会などが12日から、くだもの盗難防止広報パトロールを始めました。これから最盛期を迎えるモモの収穫を前に、不審者や不審車両を見かけたら即通報するよう、地域住民に呼びかけました。
同パトロールは10年以上前から続けられているもので、6月のサクランボから始まり、モモ、ブドウ、リンゴと続きます。今年はパトロールのおかげもあって、同地区でサクランボの盗難被害の報告はありませんでした。
飯坂東支店で行った出動式には、防犯協会の会員や福島北警察署の警察官、JAの役職員など約50人が出席。湯野地区防犯協会の山田正夫会長は「常に周りに気を配り、地域全体で果物を守ろう」と呼びかけました。
出動式後、2コースに分かれて園地を巡回しました。