当JAは農畜産業及び関連産業の活性化や東京電力第一原子力発電所事故からの復興再生、教育・研究・文化振興など、人材育成や地域づくりに向けて、東京農業大学と包括連携協定を締結しました。9日に都内の同大学で包括連携協定を行い、菅野孝志組合長や髙野勝巳学長など14人が出席しました。
これまで取り組んできた応援プロジェクトや水田での放射性物質低減対策試験、柿樹体の放射性物質の移行調査・研究、さらに合併後も、畑わさびの放射性物質吸収抑制対策などに加えて、協定締結により、農産物販路拡大や管内農業・農村発展のための共同事業、農業実習や6次化商品開発など、相互に協力・支援を行っていきます。
協定書を取り交わした髙野学長は「学生が農業の現場を知ることが大切。福島の農業に協力する環境づくりを進めたい」と話し、菅野組合長は「農業復興へ大きな一歩。農業を担う新しい人材を生み出し、福島の農業、さらには日本の農業を育んでいきたい」と期待しました。