当JAは15日、震災後初の出荷を目指す飯舘村の新規小菊生産者の巡回指導・ほ場見学会を行いました。JAの担当者や関係者などが生育状態の確認や今後の栽培における注意点などを説明して回りました。
JAは県と協力して、飯舘村の小菊の産地化を目指しています。東京電力福島第1原子力発電所事故の影響で営農が困難になった飯舘村での営農再開の柱となる品目として、昨年の試験栽培の結果をもとに、今年から小菊の本格栽培が始まっています。
今年から小菊栽培を始めた飯舘村の齋藤昌良さん・眞喜子さん夫妻は10㌃にお盆咲きの品種、3品種を約12,000株栽培しています。
巡回指導・ほ場見学会では、JAの担当者や関係者、新規生産者が各ほ場を見て回り、ダニの防除や発病の予防などを説明。JAの担当者は「生育状態はとてもいい。出荷が楽しみ」と話していました。
同村の小菊は7月下旬から出荷が始まり、8月上旬に最盛期を迎え、全国に出荷する予定です。