消費者のみなさんへ
放射性物質農作物モニタリング情報
農作物放射性物質低減対策の取り組み
安全で安心な農産物を消費者の皆様にお届けするために、JAは行政主導のもと、産地一丸となって、最も有効な対策に取り組みました。
果樹放射性物質低減対策
果樹における放射性物質低減対策として、全ての果樹園の樹木で高圧洗浄機による樹皮の洗浄や粗皮削りを一本一本丁寧に実施しました。11月~翌年3月までの厳寒期に、生産農家や地域住民総出で、地域・産地が一丸となって、除染作業を実施しました。


水稲放射性物質吸収抑制対策
水田における放射性物質対策として、「土壌改良材・ゼオライト」と、「放射性物質吸収抑制資材・けい酸加里」散布と深耕及び反転耕による、放射性物質吸収抑制対策を実施しました。


農作物放射性物質全戸調査の取り組み
放射性物質全戸検査を実施しています。
検査対象範囲
JA共選出荷及びJA直売所等に出荷する全ての品目(加工品含む)は、出荷前に必ず放射性物質検査を実施しています。
検査の流れ(伊達地区本部の場合)
【青果物】
- ① 出荷前に、検査用サンプル品をJAへ依頼します。
- ② サンプル品と検査受付一覧表を各検査場所(JA本店及び外部検査機関)へ送り検査をします。
- ③ 検査結果を検査依頼者に報告します。
- ④ 生産者はこの連絡を受けてから出荷を開始します。
- ⑤ 放射性物質検査未実施の生産者(品目)は出荷できません。
【加工品】
- ① 加工食品をJA直売所等で販売する前に、青果物と同様に検査します。
- ② 県北保健所及び自主検査を実施します。
- ③ 検査結果を検査依頼者に報告します。
- ④ 生産者はこの連絡を受けてから出荷を開始します。
- ⑤ 放射性物質検査未実施の生産者(品目)は出荷できません。

再検査及び出荷自粛
- ① 青果物及び加工食品の検査結果が一定値(50ベクレル/kg基準)を超過した場合、複数サンプル提出にて再検査します。
- ② 基準値100ベクレル/kgを超過した場合は、自主的な出荷自粛をお願いします。
- ③ 関係市町村に連絡をするとともに、行政の指示を受けることとしています。






