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第22回繭手工芸品展示発表会を開催

2018.03.06

   養蚕業が盛んで、かつて「蚕都(さんと)」として全国に知られた伊達市梁川町で、繭玉手工芸の作品を集めた「ふくしま復興祈願2018・第22回繭手工芸品展示発表会」が3月5日から、伊達市役所梁川分庁舎で開かれています。

 この展示発表会は、同町の山舟生、富野、粟野、梁川の4地区の繭手工芸グループで組織する「まゆの里やながわ」の主催。同会は、養蚕を中心に発展した町の歴史を現代に伝えようと、現在20人の会員で活動。生糸にする「普通繭」とは別の「種繭(たねまゆ)」の繭玉を使って工芸品を作り、その作り方を小学校の子どもたちに伝えるなど、活動に取り組んでいます。

       

   

 

 会場内には、会員らが作り上げた、花や動物などの繭玉手工芸の作品約200点を展示しています。そのほか会場では、簡単に作れるカエルやウサギ、今年の干支「戌」の繭玉マスコット作りの体験コーナー(参加費200円)も楽しめます。同会の佐藤朝子会長は「養蚕で栄えた蚕都・梁川に想いを馳せながら、繭玉手工芸の作品を楽しんでください」と来場を呼び掛けています。開催は、今月11日まで。場所は、伊達市役所梁川分庁舎1階ホール。午前9時~午後4時まで(11日は正午まで)。入場は無料。すずらん工房の展示即売や伊達市農林業振興公社イノシシの革製品展示即売も開催しています。

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