当ＪＡは１４日、平成２９年度新規就農応援セミナーを福島市のウエディング・エルティで開きました。新規就農者や若手生産者など約１２０人が出席し、支援事業や先進農家の取り組みを学びました。
　同セミナーは今年で２回目。共済連支援事業（新規就農支援事業）の一環で、新規就農者の情報収集や人脈作りの機会になることを期待しています。今回は、行政の担当者による説明に加え、千葉県の農業生産法人(株)百姓王の森田泰彰代表取締ＣＥＯを招いた講演と、ＪＡ管内の就農者による実態報告を行いました。
　講演では森田氏が立ち上げから現在までの取り組みを説明し「緩いつながりでいられる仲間がいるから、長く続く。遊ぶように活動しているが、遊びは真剣にやるからおもしろい」と現在の想いを述べました。実態報告では福島地区の大内徹也さんと伊達地区の大橋克也さんが、農地探しや安定的な収入などの苦労した点や５年後の目標などの具体的な内容に触れながら説明をしました。
　セミナー後には情報交換会も行い、参加者はセミナーで聞けなかったより詳細な質問をＪＡの担当者や発表者に投げかけていました。