日本郵便(株)が行う特産品の通信販売サービス「ふるさと小包」で5日から、JAふくしま未来のブランド桃「伊達の蜜姫」の申込み引受けが始まりました。当日は福島市の福島中央郵便局で引受開始セレモニーを行い、来局者に申込書やチラシを配布。今年は生育が順調なことからJAでは、約5000箱(1箱3㎏)の伊達の蜜姫が全国各地に発送できると見込んでいます。
伊達の蜜姫は福島県の主力品種の桃「あかつき」の中でも糖度が13度以上のものを選別したブランド桃。「あかつき」全体の2割弱を占めます。
「ふるさと小包」で伊達の蜜姫の取り扱いが始まったのは2014年からで、今回が4回目。郵便局の担当者が「福島から全国に元気を届けるために、最高級の桃を発送したい」とJAに提案したことがはじまりです。
今年は福島県内の郵便局414カ所に専用のチラシやポスターを設置。申込みは全国の郵便局から可能で、桃の発送は7月末から始まる予定です。
セレモニーにはJAや郵便局の関係者約20人が出席し、日本郵便(株)福島県北部地区連絡会の髙島貞邦統括局長は「郵便局のネットワークを生かし、全国にふくしまの桃を広めたい」とあいさつ。JAの安彦慶一専務など5人でテープカットを行いました。セレモニー後には、JAの桃ジュース「桃の恵み」やキュウリのプレゼントも行いました。