社会福祉法人アグリホーム（ジェイエイ新ふくしま福祉会）・デイサービスセンターは、デイサービスに通う利用者が作った手縫いの雑巾１００枚を５月９日、地元の小学校に贈呈しました。

　デイサービスセンターでは、昨年末から手先を動かすことでの脳の活性化や、日常動作訓練、リハビリの一環として、不要なタオルを活用した雑巾作りを取り入れています。毎日、希望者５～６人ほどが自分のペースで、雑巾作りに取り組んでいます。「ご利用者さんは、若い頃を思い出しながら、雑巾作りを楽しみ、毎日とても生き生きしている様子」と現場の担当者は話します。

　雑巾の贈呈式は、福島市笹木野の市立野田小学校で行われ、雑巾作りを行っている利用者を代表して、菅野勝子さん、鴫原ミスさんの２人が、作りためた雑巾１００枚を「掃除の時間にぜひ使ってください」と、同校の佐藤一男校長に手渡しました。佐藤校長は、「頂いた雑巾は、掃除の時間に活用します。教室の床や廊下の掃除は、児童たちが毎日雑巾がけをしているので、児童たちもきっと喜びます」と、お礼の言葉を話しました。

デイサービスセンターでは、今後も雑巾作りを続け、地元の幼稚園や小・中学校に届けることで、地域との関わりを大切にしていきます。

               　　　　佐藤校長先生に雑巾の入った包みを手渡しました　　　　　　　　　　　　　　野田小を訪問した鴫原さんと菅野さん