ＪＡふくしま未来和牛繁殖部会岩代支部の２７年度子牛販売金額が過去最高の３億３千５百万円に達し、念願の３億円突破を達成しました。達成を祝い３月１８日、記念祝賀会を二本松市のラポートあだちで開きました。

　２７年度の販売金額は、前年度より約４千万円上回りました。また、販売頭数は前年に比べ約３０頭下回ったものの、生産者の品質向上の取組みや市場価格の値上がりなどを受け、今回の３億円突破につながりました。

　同支部は、親牛に優良和牛の育成牛導入による品種改良を推奨。授精師との意見交換や研修会を通し、高品質な子牛の育成に全力を注ぎました。JAの担当者は「生産者の日々の管理の徹底や、病気やけがを見逃さないよう細心の注意を払い飼育に取り組んだことが、品質向上につながった」と話します。

　佐久間寿一支部長は「３億円達成できたのは、地域一丸となって飼育に取り組んできた成果。今後は、さらなる品質向上を目指していきたい」と意気込みました。

販売金額３億円達成を祝い、鏡開きを行う役員及び関係者