営農情報

No.12 ももせん孔細菌病対策

2017.04.27

No.12 ももせん孔細菌病対策

 

ふくしま未来  TAC情報 No.12

 

 

ももせん孔細菌病発生拡大注意

 

 

平成29年4月27日

JAふくしま未来 営農部

 

 福島県病害虫防除所の4月中旬の調査では、福島地域、伊達地域ともに春型枝病斑の発生ほ場割合が例年並であった。天気予報(4月20日発表1か月予報)によると、向こう1か月の降水量は平年並か多いと予想されており、感染が拡大する可能性があるので注意が必要です。前年秋季に新梢葉での発生が高かったほ場(伊達地域ではすべての調査ほ場で発病が確認)では、春型枝病班の発生量が多くなる傾向があるので早期に発見して切除しましょう。また、5月以降には発病葉や発病果実が二次伝染源となるので、徹底的に除去してください。基本的な対策は次の通りです。

 

ももせん孔細菌病の防除対策ポイント

(1)耕種的防除

春型枝病斑からの病源菌の感染は7月頃まで長期間継続するので、春型枝病斑の除去を徹底する。                 

春型枝病斑から病原菌が葉や果実に感染する際、初期症状として春型枝病斑の周囲の葉や果実に集中して発病が見られるようになり、これをツボ状発病と呼ぶ。これらの発病葉や発病果実も2次伝染源となり、できるだけ早めに見つけ除去する。なお、除去した枝等は、圃場外に搬出し適切に処分する。       

 

(2)薬剤防除

本病の病原菌は雨滴に混じって分散し、風が伴うと分散が助長される。(風だけでは分散できない)。今後、降雨(風が伴う場合は特に注意)を重ねるごとに、春型枝病斑や発病葉、発病果実などの伝染源から感染が拡大するおそれがある。

当JAの地区本部の防除基準(指導)に基づき、落花期から7月までは10日ごとに薬剤散布を行い、散布間隔が開かないよう防除を徹底するとともに、予防散布を基本とし、降雨前の薬剤散布を心がける。

 

(3)その他の対策

せん孔細菌病は、風を伴う降雨により感染が助長される。風当たりの強い園地では防風ネットなどによる防風対策が有効。

園地内の停滞水など過湿条件では、葉の気孔が開き急激な感染を引き起こす要因となるので、排水の悪い園地では、排水対策を徹底する。また、肥培管理を徹底し、適正な樹勢を維持することが基本。                    

 

営農部 農業振興課

 〃   園 芸 課

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