営農情報

No.7 農作業事故防止(特集:草刈り作業)

2017.04.13

No.7 農作業事故防止(特集:草刈り作業)

 

 

ふくしま未来  TAC情報 No.7

 

 

農作業事故防止(特集:草刈り作業)

 

平成29年 4月13日

JAふくしま未来 営農部

 

 機械操作に伴う事故が増えています!

 

「果樹園のSS農...」の画像検索結果交通事故や労働災害による死亡事故が減少する中、農作業による事故は増加しています。

JAふくしま未来管内でも毎年発生しています。特に、農業機械の操作に伴う事故の割合が増えています。

トラクター・スピードスプレヤー・乗用草刈り機そして仮払機での作業は「一人一人が高い安全意識を持って操作を行う」ことが大切です。

 

 

≪基本的な安全管理≫(ふくしま未来TAC情報No.1参照)

1 安全対策が講じられた農業機械を導入しましょう

2 農業機械の管理・利用は、適切に行いましょう

3 安全な農作業に必要な知識・技術を習得しましょう

4 高齢者の方は、自らの心身機能の衰えを十分に意識して、農作業に取組みましょう

 

「果樹園の乗用草...」の画像検索結果≪乗用草刈り機の安全のポイント≫

■走行するときは

① エンジン始動時は、周囲の安全を確認してください。発進時は、各レバー位置と周囲の安全を確認し、ゆっくりと発進してください。急発進は危険です。

 

② 急発進,急加速,急旋回、および急ブレーキは避け、安全運転を心がけてください。発進の前には必ず周囲の安全を確認し、軟弱な地盤やぬれた地面での急旋回、および急停車は、スリップや転倒を招く恐れがあり危険ですので絶対にしないでください。

③ 傾斜地は、低速で、まっすぐに昇り降りしてください。斜面をよこぎったり、旋回をすると転倒する恐れがあり大変危険です。

 

④ 坂道では、低速でゆっくりと走行してください。また、下るときにはエンジンブレーキをかけ、決して走行チェンジレバーをニュートラル状態にしないでください。草刈り機が加速し、衝突・転倒事故を引き起こす恐れがあり大変危険です。

  また、ブレーキの多用はブレーキを傷めると共に、スリップや、ブレーキの効きが悪くなる原因となり、大変危険です。緊急のとき以外は使用を避け、HSTペダルで速度を調節してください。

 

⑤ 凹凸の激しい道路での高速走行はしないでください。路面状態に応じた安全な速度で走行してください。これを怠ると、衝突・転倒事故を引き起こす恐れがあります。

 

わき見運転や無理な姿勢で運転をしてはいけません。自ら声を出して「進行方向、周囲の安全を確認」し、十分注意してください。

 

■作業中は

① 草刈作業は、小石や異物が飛散します。作業を開始するときは、必ず周囲の人や建物・自動車等に被害が及ばないことを確認して作業してください。

 

作業中は作業者以外の人、特に子供を近づけないでください。傷害事故の原因となり大変危険です。

 

③ 運転中は、回転部や高温部(エンジン・マフラー等)等の危険部には手や体を触れないでください。傷害事故の原因となり、大変危険です。

 

④ 溝の横断や畦越えをするときは必ずアユミ板を使用し、微速にて溝・畦と直角にゆっくりと走行してください。これを怠ると、脱輪やスリップ等により転倒する恐れがあり大変危険です。

 

⑤ 夜間作業等、周囲の状況が把握しにくい環境では、衝突・転落・転倒等、死傷する恐れがあり大変危険です。絶対に行なわないでください。

  また、薄暮時の移動は特に低速で走行してください。(装備しているヘッドライトは移動用です。)

 

⑥ 本機より降車する場合は、平坦堅固な地面で刈刃クラッチレバーを「切」にし、駐車ブレーキをかけて、エンジンを停止し、キーを抜いてください。

 

 

≪仮払機での作業9つのポイント≫

「水田の仮払機で...」の画像検索結果

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ポイント1】 刈払作業では体の防護もしっかりと 

刈払作業では、切断した草、小石等が飛んできます。また、草むらの中には、異物が隠れていることがあります。 万が一のために、自身も保護具で守りましょう

また、刈刃をヒザより高く持ち上げると、顔面に飛散物が衝突する可能性が高くなります。刈刃をヒザより下げて作業します。 刈刃への巻き付き、詰まりは、必ずエンジンを停止させ、刈刃が止まったのを確認してから取り除きます。

 

【ポイント2】 刈払機の刈刃は必ず点検を

刈刃にヒビが入ったり、欠けたまま、刈払機を使用すると破片が飛んできて危険です。 刈刃の取付けネジは、「左ネジ」のことが多く、締め付けたつもりが誤って緩めてしまうことがあります。作業前に確実に点検しましょう

 

【ポイント3】 刈払機の飛散物防護カバーは付いていますか?

刈払機の飛散物防護カバーは、作業者の方へ飛散物が飛ばないようにするためのものです。作業しにくいとカバーを外さずに、必ず正しい位置に装着して安全に作業しましょう 。

 

【ポイント4】 刈払作業の前に、空き缶等を片付け 

草むらの中に空き缶等があると、飛んできてケガをすることがあります。 あらかじめ、異物を取り除いてから作業しましょう。

 

【ポイント5】 刈払機のエンジン始動は刃を浮かせて

刈払機は、遠心クラッチのためエンジンの回転が高くなると刃が自然に回り始めます。 急に刃が回り出すと刈払機が飛び跳ね危険です。 刈払機のサオの下に角材やスタンドを当て、刃を地面から浮かせてからエンジン始動します。 また、固定式スロットルの場合は必ず事前にスロットルを下げます。

 

【ポイント6】 刈払機が木に当たらないように

刈払機で細い木を切ることができるものもあります。しかし、刃の当て方によっては刈払機が跳ね返されたり、木が自分の方に倒れてくることがあり危険です。

一般的な刈払機は、刈刃が反時計回りに回転します。そのため右側で刈ると作業者側に跳ね返されて(キックバック現象)、刈刃と接触する恐れがあります。必ず左側で刈り払います

また、刈刃を岩、石、切株等障害物に接触させると作業者側に跳ね返される恐れがあります。刈刃を木へ押し当てたり、地面に食い込ませないように注意します。

 

【ポイント7】 傾斜地では足場を確認

傾斜地は、足元が滑りやすく、崩れることもあります。傾斜地で転倒し、刈刃に触れてケガをする事故が多発しています。一歩ずつ足場を確認しながら作業しましょう。 特に、高低差のあるけい畔、水路、堤防等の法面は、傾斜地が多く特に注意が必要です。

 

【ポイント8】 刈払い作業者への合図は注意しながら

刈払機は騒音が大きく、遠くから声をかけても作業者は気がつきません。しかし、後から近づいて肩をたたいて知らせると、作業者が振り向いて脚を切られるおそれがあります。 あらかじめ安全な合図を決め、エンジンを止めてから話をしましょう

 

【ポイント9】 振動障害に気を付けよう

振動工具を使用している時は作業に集中してしまい、振動を意識することがあまりないかもしれませんが、強い振動は障害を引き起す場合もあります。作業中に振動を意識して、適宜休憩をしましょう。

 

営農部 農業振興課 

 

Page Top